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旭市 W様邸 外壁・屋根塗装・シール打ち替えリフォーム工事 ⑤
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2021.08.10
前回サイディング暴れ補修した跡を埋めます。
同時にクラック補修も行います。
乾燥するまでの間<屋根 下塗り>塗装します。
屋根下塗り材で定評のあるニッペ ファイン浸透造膜シーラー使用します。
<シーリング 打ち込み>
2面接着施工の為、ボンドブレーカー貼り付け後、打ち込み充填します。
<シーリング 完了>
<破風板部分の錆処理>
今回の建物に使用されている破風板材は、一部住宅メーカーで使用されておりましたビニール被膜処理がしてあるスチール製の製品です。
経年劣化でビニールに亀裂が生じ、雨水など侵入→構成材のスチールに水分付着→錆発生→膨れという状態です。※この材料を使用している15年以上経過している建物は、ほぼこの状態です。
まずは膨れ部分を除去します。
その後<サビシャット>塗布します。
サビシャットとは
①4種ケレン(清掃ケレン)程度の素地調整で優れた防さび性が発揮できる。
②さび層への浸透性、脆弱層の強化に優れている。
③湿気硬化形樹脂を配合、さび層中の水分を除去できる。
④さび層中の腐食性イオンを無害化できる。
今回の破風板は雨樋とのすき間が少なく(指が少し入る程度)、尚且つ薄物の鉄板で構成されておりますので過度な錆び除去作業を行ってしまいますと穴が開いてしまいますので4種ケレン作業後、この材料塗布し保護します。
屋根の下塗りも乾燥しましたので<屋根 中塗り>に入ります。
<軒天 中塗り>
<軒天 上塗り>
<軒天 完成>
今回は2~3日分の作業工程になります。