Tweet

Pocket

住宅塗装ってどんな感じでするの？どの位期間が掛かるの？材料の疑問等、一般の人には分かりずらい事も有るかと思いますので、基本的で大まかな仕事の流れを紹介したいと思います。

ここでは築約20年1回も塗装していない住宅を例にご紹介させて頂きます。

工事期間は天候により左右する場合有りますが（雨、大風等の場合は塗装できません。）通常大体1週間～10日間です。

施工がすべて終わりましたら当社石毛塗装はメーカーからの　出荷証明書※1　と　施工時の全行程データ写真※2　をアルバムにてをお客様にお渡しします。※1（出荷証明書とは読んで字の如く塗料メーカーが本当にこの材料をこの現場の為に出荷したという証明書です。）※2（施工時お仕事等で誰も家に居ない御家族も最近は多いです。その為に当社では施工時お客様がいない間の記録、屋根の上など見えない所までこのように施工していますというデータ写真の提出でお客様に安心して頂きたくこのサービスをしております。）

外壁は本来の色からかなり退色＆チョーキングしていてコーキングも所々切れてしまっています。このままほおっておくとサイディングに水分が入り膨れる、そして乾燥して縮まるを繰り返しボロボロと表面が剥がれてきます。この場合しっかりとサイディングの性能を戻すために浸透性の高いシーラーを塗布しサイディングを硬化させての後、細かなひび割れ等を埋める下地調整を兼ねた下塗りしてからの塗装の方が出来れば好ましいです。大きなひび割れにはクラック専用の充填剤を注入します。

コーキングは性能保持期間大体10年ほどですので（メーカーにもよりますが早ければ5年程でひび割れが出るケースも）全面打ち換えです。

屋根はコケが層になってしまっていて見た目にも性能的にも限界でした。立地条件にもよりますがこちらもやはり大体10年～15年を目安に塗装した方が良いと思います。

お客様のご要望は落ち着いた感じの色合いで後はお任せとの事なので外壁は水谷ペイントのナノコンポジットをお勧めさせて頂きました。ナノコンポジットは落ち着いた質感で尚且つ高い耐久性、防藻性を持った塗料です。屋根はシリコングレードを超える優れた耐候性の日本ペイントのファインパーフェクトベストで施工します。

1日目

先ずは仮設足場を施工します。

仮設工事が終わりましたら高圧洗浄で家一軒丸々洗浄します。その際飛散防止ネットを張り近隣住宅に出来るだけ飛散させないよう細心の注意を払い洗浄します。

洗浄前

洗浄中

ここまでで1日掛かります。

その後乾燥させてから塗装スタートです。

それではまた次のブログにて2日目の工程を説明させて頂きます。