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ウッドデッキなど是非ご自分で塗装してみましょう!
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2021.07.26
自宅に設置したウッドデッキ。外壁や屋根と違って木材を使用しているので、早く傷んでしまい、困っている方も多いのではないでしょうか。
ウッドデッキは比較的にDIYがしやすく、業者に頼まず自分で済ませることもできる部位です。
しかし、重要なのが「塗料選び」。塗料選びを間違えると、イメージしていた仕上がりと異なる出来栄えになってしまい、せっかくのウッドデッキが台無しになってしまいます。
ウッドデッキの塗料は大きく分けて【浸透タイプ】と【造膜タイプ】の2種類があります。どのような見た目にしたいかによって、選ぶタイプは異なるので塗料についてよく理解し慎重に選びましょう!
ウッドデッキ塗料の選び方、DIYする際の注意点をご紹介いたします。塗料について知識をつけ、ご自分で塗装してみましょう!
<塗料の選び方>
木目を残したい方は【浸透タイプ】……木目が残る為木材の風合いなど活かせるが定期的なメンテナンスが必要 浸透タイプなので再塗装の際下地処理が簡単
ウッドデッキのダメージが酷い方は【造膜タイプ】……簡単に説明するとペンキを塗ったような質感になります。表面に膜が形成されますので雨などの侵入が防げるが塗装後、木材自体のひび割れが発生した場合、水分など侵入する恐れ有ります。表面の保護機能は高いが、割れや剥がれが生じた場合の処理が必要。
当社では9:1で【浸透タイプ】です。
<油性or水性>
水性塗料は、主な成分が水であり、乾燥時に水が蒸発します。塗料の粘度が高くて薄める場合は水を使用する為、においが少なく、ちいさなお子様がいるご家庭は水性塗料を選ぶと安心です。
油性塗料は、主な成分が油で、塗料を薄める際はペイント薄め液やシンナーを使用します。
耐久性が高いのは油性塗料です。安全性や臭いがきつい等のデメリットはありますが、浸透性や耐久性が高い為、多く選ばれています。
<注意点>
・前回と同じタイプを選びましょう!前回水性タイプで今回油性タイプを塗装した場合「前回の塗膜を侵す」現象が起き不具合が出る場合有ります。
ただし、前回の塗装からかなり時間が経っており、既存塗料が傷んでいたり残っていない場合には、前回と違う塗料を使用することが可能です。もし古い塗料が残っていたら、サンダー等で丁寧に研磨して、塗料をはがす必要があります。
・【浸透タイプ】の場合、濃い色の上に薄い色を塗装しても仕上がりは薄い色には成りません。「キシラデコール」で例えればウォルナットの上にスプルース塗装しても綺麗に仕上がりません。【造膜タイプ】は逆にどんな色を再塗装しても仕上がります。
・塗料は缶を良く振りよーく撹拌して少なめにとり、薄く延ばして塗装しましょう。一回で仕上がる物も有りますが基本的には2回塗装です。
<塗料>
「キシラデコール」
屋外用木材保護塗料で木目が綺麗の出ます。発売以来45年以上の実績を持つ木材保護塗料の定番ブランド。
多くの採用実績が高い防腐・防カビ・防虫効果を証明しています。
「キシラデコール コンゾラン」
木目を消したい場合はこのコンゾランがおすすめです。高耐久性です。
「VATON バトン」
シックハウスに係るトルエン、キシレン、ホルムアルデヒド等厚生労働省が規定している化学物質を配合していません。
乾燥した塗膜では厚生労働省食品衛生法、食品添加物等の規格にも合格していますので小さなお 子様やペット等が直接塗布物に触れても安心です。
「NONROT ノンロット」
木材が本来持つ通気性(調湿性)という特長を生かしながら、耐UV/超撥水/防腐・防カビ・防虫の三つの性能によって木材を厳しい外部環境から保護します。
「OSMO オスモ」
植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物性ワックスからできた自然塗料です。
化学物質を一切含まず、食品と同レベルの高い安全性を誇るから、小さなお子様のいるご家庭でも安心。
代表的な商品を何点か紹介しましたがその他にも国内外様々なブランド有ります。ご自分の塗装したい物に合った材料で塗装しましょう。