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壁のヒビ割れ補修跡を綺麗に補修後塗装! 旭市 T様邸 ②
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2020.04.24
前回の高圧洗浄乾燥後に作業開始です。
少しややこしいですが壁の補修跡の補修です。
前回にも書きましたが、塗り替え等の壁のメンテナンスする場合にホームセンター等で手に入るシリコンコーキングで壁のヒビ割れ補修はダメです!!塗装が乗りません!
「シリコンコーキングの特徴として、高い耐水性が挙げられます。しかし、耐水性が高いがゆえに、もし上から塗装をすると塗料に含まれる水分すら弾いてしまうという弱点もあります。このことを知らずに外壁の目地、ヒビ割れ部へこのシリコンコーキングを使用してしまう人もいますが、塗り替えの際に塗膜剥離の原因となりますので、塗装を行う外壁には使用をしないでください。
本来シリコンコーキングはキッチン、浴室、トイレ、内装の水回り等に使用するものです。
また、シリコンコーキングと似た名称の変成シリコンコーキングという物もありますが、通常のシリコンコーキングとは用途や性能が異なります。シリコンコーキングが内装の水回りに使用するのに対して、変成シリコンコーキングは外装の屋根、外壁用として使用されます。」
<シリコンコーキング除去>
そして今回施工させて頂く壁には前回業者様補修時にシリコンコーキングを使用されておりました。
完全に除去しなければ剥がれ等の問題の原因となりますので徹底的に除去します!
グラインダーを使用しないと割れ部の隙間に入っているシリコンが除去できません。
しかしグラインダーを使用すると壁の柄まで一緒に削ってしまいますが、後の工程で柄を付け直して補修します。
その後カチオン系エポキシ充填剤を割れ部に注入します。 エポキシ充填中の写真撮り忘れてしまいました。
エポキシ充填剤注入後、グラインダーで除去したシリコンの削りカスが余りにも飛散が酷かったので再度高圧洗浄掛けました。
今回はここまでです。