ブログblog
雨漏り 住宅塗装 リフォーム 遮熱塗装 / 旭市 UY様邸 ③
-
2024.09.12
前回の続きです。
以前、塗装した際(当社では有りません!)エアコンのカバーなど外さずそのままの状態で塗装した様で壁とカバーの間に塗料が溜まってしまい段差が出ておりましたので
綺麗に段差を除去します。
【古いコーキング撤去】
柔軟性も無くなっていて亀裂も入っておりますので打ち替えです。
薄皮も残さない様カッターでそぎ落として完璧にサイディング面を出します。
サイディングの暴れ補修【WR施工】してできるだけ正しい位置に戻したら【ボンドブレーカ貼付け】です。
コーキング材は高耐候アステックシール4000を使用します。
高い耐候性を誇るシーリング材「アステックシール高耐候 4000」 | AP ONLINE
以前に他社様が使用したコーキングがノンブリードタイプで無く<ブリード汚染>が発生してしまっています。
ブリード汚染とは、、、シーリング材に含まれる柔軟性を出す成分(可塑剤)が染みあがり、塗膜を軟化させて表面がベタ付くことで、排気ガスや砂埃が付着して汚染する現象。
このまま塗装しても数年は綺麗です。が、数年後にはまたブリード汚染が発生します!
今回の場合、物理的に完璧に除去が難しいので<シーリング材の可塑剤移行防止プライマー 逆プライマー>を塗布してブリード汚染を対処します。
この処理をすることでブリード汚染を完璧に閉じ込めます。
これでやっと【最初の下地処理】が終わりました。
良くお客様から「ここまでするの?」と言われますが、この下地処理をキチンと施工しなければ絶対にいい仕事が出来ません!
耐久性、仕上がりが全く違います!
次回やっと【塗り】の工程に入っていきます。