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遮熱塗料でメンテナンス / 旭市 E様邸 ④
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2024.03.08
前回の続きです。
外壁サイディングの隙間充填処理です。
新築時は隙間無く取り付けたサイディングも湿乾伸縮や紫外線の影響でこの様に隙間が出来てしまいます。水や湿気を吸うと伸びる、乾くと縮むという癖です。
この現象は窯業系サイディングの弱点です。特に1998年以前に製造のボードに伸縮率が大きいものが数多く存在しています。
例えば10年間湿乾伸縮を繰り返すとどうなるかというと、表面の塗装膜にひび割れが起こります。釘止めの場合縮んだ時の引っ張りに絶えられなくなり釘の廻りが割れます。また、コーキングが引っ張られてコーキングが目地切れを起こします。
(有)石毛塗装ではまず暴れてしまったサイディングを出来るだけ元の正しい位置に戻し(限界が有ります!)、収縮して隙間が開いた箇所に専用充填剤を充填します。
充填剤はサイディング隙間専用充填剤でコーキングやコークボンドではありません!
写真で判りずらいですが釘がこんなにも出てきてしまっています!全面点検します。
<雨樋 下地処理>
雨樋を下地処理していきます。
スコッチで掃除を兼ねて足付けしていきます。
<破風板 中塗り>
破風板はファインSiで仕上げていきます。
ニッペ ファインSi|日本ペイント株式会社 (nipponpaint.co.jp)
乾燥後上塗りです。
<破風板 上塗り>
<雨樋 塗装>
樹脂用塗料で塗装していきます。
裏側もしっかりと
<雨樋完成>
この材料は樹脂に塗ると仕上がりが最高で新品の様になります。
今回はここまでです!